イタリア旅行記 トリエステ-Trieste①(Miramare)
さて、この旅の目的のひとつ、オリーブオイルの展示会『Olio Capitale/オーリオカピターレ』の舞台、トリエステをご紹介。
トリエステは北イタリアの極東・スロベニアとの国境の町。
第一次世界大戦以前までオーストリア=ハンガリー帝国の統治下にあったため、当時のハプスブルク家の影響を色濃く残した街並みがとっても印象的!そういえば、トリノの街並みに良く似ている!とにかく、とても美しい町でした。
駅からチェントロまでは徒歩で10分もかかりません。
今回はオーリオカピターレがメインだったため、あまりあっちこっち行けなくて残念でしたが、イベント最終日、私のイタリアのホストが前日行っていてオススメという『Miramare(ミラマーレ)城』に行きました。
ここは19世紀・オーストリア皇太子・マクシミリアン大公の作ったお城。トリエステ駅前のロータリーから36番のバスで約15分ほど北へと海沿いを行くと、お城が見えてまいります。とても自然豊かな場所で、バスを降りたら今走ってきたバス通りの下をくぐる遊歩道があるので、そこを通って海岸へ。そしてさらに海岸沿いを歩くこと10分。すると、
こーんなゲートが。
お城の中にも入ることが出来、入館料を払うと中を見学することが出来ます。とても美しい、でもイタリアにしては新しめのお城でした。中は家具や調度品など当時のまま残っていて、オーストリア貴族の生活がそのまま見学でき、とてもセレブな気分。
お風呂は大理石、トイレもあります^^
そして、お城の内側にまわると中庭の階段を降りたところに入江があって、なんともおとぎ話の世界に潜り込んでしまったかのよう。。。周りは森に囲まれ、中庭もとても美しかった。こんなところが自分の別荘で、入江にモーターボートでもつけて遊びに行ったらどんなに素敵かしら・・・と、そんな妄想にふけってしまいました。
実は、バスを降りてから気が付いたのですが・・・うっかり帰りのバスのチケットを買わずに片道切符で来てしまった私たち。お城に着いた早々、受付の人に聞きました。
結論:ミラマーレ城ではバスのチケットは売っていません(TOT)ので、行かれる方は必ず帰りのチケットを買って持って行きましょう!
で、どうしたのかって言うと、お城の駐車場のオジサンに海沿いを2㎞下ったところにBarがあるからそこでならバスのチケットが買えると教えてもらい(オジサンたちも親切に自分のバイクやバッグの中にバスチケットはないか探してくれましたが、残念ながらありませんでした)、とぼとぼそのBarまで歩いていきましたとさ。トホホ。
しかし、本当に海がきれいで、ぜひ今度は夏休みに!イタリアにまたもう一度訪れたい街がひとつ増えてしまいました。
←※良かったらこのバナーをポチッとしてね!
にほんブログ村