イタリアンレシピ:牛肉の赤ワイン煮・タリアテッレ
久しぶりに自分のサイトをチェックしていると、『準備中』のまま、ほったらかしのレシピが・・・(^_^;)
そこで、人気レシピのご紹介です!
先日の郷の家のレッスンでも
『また作っちゃいました~!家族に大好評!』とお声をいただきました^^
Tagliatelle di Brasato al Vino Rosso (牛肉の赤ワイン煮・タリアテッレ)
<材料>※圧力鍋を使います
・生パスタ(タリアテッレ) ・牛肉 ・赤ワイン
・にんにく ・玉ねぎ ・セロリ ・セロリの葉 ・ローリエの葉 ・塩 少々
・香辛料(ローズマリー・オレガノ・セージなど)適量 ・トマト缶 ・オリーブオイル
<準備>・にんにくはつぶしておく ・玉ねぎ・セロリは薄切りにする(ほとんど溶けてしまいます)
<作り方>
- 1. 圧力鍋にオリーブオイルとにんにくを入れ、火をつける。オイルが温まりフツフツとして香りが出たら玉ねぎと牛肉を入れ、セロリも入れて炒める。
- 2. 1に赤ワイン・トマト缶・セロリの葉・ローリエ、その他香辛料を入れ、蓋をして強火にし、フロートが振れたら弱火にして20分火にかける。
- 3. 20分たったら火を止め、圧力が抜けるのを待つ。その間にパスタのお湯を沸かす。
- 4. 蓋が開けられるようになったら水分を飛ばし煮詰める。様子でワインを追加する。塩で味を調える。
- 5. 生パスタを茹で、4をかけて出来上がり。
そして、お皿に盛った後、美味しいEXVオリーブオイルをかけ、
お好みでパルミッジャーノレッジャーノを振りかけてbuon appetito!
イタリアンXmas Cooking パーティ
早いもので、もう12月も半ばに差し掛かりました。
今年1年の締めくくりとして、オリーブオイルセミナーの生徒さんたちと何かイベントやりたい!と思い、我が家にみんなを招いてのクリスマスパーティーを企画したところ、あっという間に定員オーバー!(ありがたや!)急遽予定日を1日追加、みんなでイタリア料理を作りながら・飲みながらの
『イタリアンXmas Cooking パーティ』を開催いたしましたー!\(^▽^)/
10月末から1か月ほどオリーブオイルの搾油状況を見るためにイタリアに行っていたので(そのうちブログにアップしていきますね)、この日のためにイタリアから日本ではなかなか手に入らないイタリア食材を調達!
お部屋もテーブルコーディネイトもクリスマス仕様で気分を盛り上げて、パーティの始まり始まり!
今回クリスマスということで、お料理ももちろん
『イタリアのクリスマス料理』!
そして、みんなとやりたかった『手打ちパスタの会』。
みんなでパスタを打ちながらアぺリティーボのようにつまんで飲んで、とってもユルユルなレッスンです♪
ブルスケッタにノヴェッロをたっぷりかけて♪
手打ちパスタはクリスマスなので特別に2種類。
今回はトルテッリとタリアテッレを作りました。
パンと比べるとコネ加減は固め。『手打ちパスタ、初めて~!』なんて声も上がりましたが、そこはプロの主婦。あっという間に手慣れていきます。
1人で全行程は疲れるのでペアを組み、順番に休みながら捏ねていきます。
軽く手で伸ばしてパスタマシーンにかけていきます。タリアテッレが出来た時はちょっと感動♪ トルテッリは帽子の形に。
レッスンメニューのご紹介♪
アンティパストは『Aspic di verdure miste e gamberetti』
(彩り野菜とエビのゼリー寄せ)
イタリアではカソリックの教えで、キリストが生まれる前日にはお肉を食べない習慣があるそうです。なので、イヴはイタリアのどこの町でもお野菜か、お魚のお料理を食べます。
そして先ほどみんなで捏ねたパスタをプリモピアットに。
一つ目はロンバルディア地方でクリスマス・イヴに食べる『Tortelli di zucca』
(カボチャのトルテッリ)
こちらのお料理もカソリックの教えに則り、リピエーノ(詰め物)は『カボチャ』でお肉を使いません。
でもここは日本なので(笑)クリスマス当日のお肉メニューも食べちゃいましょう!
『Brasato al Vino Rosso』
(牛肉の赤ワイン煮・タリアテッレ)
お肉を厚めにして作れば立派なメインにもなる、一見手がかかって見えるこのお料理、実はめっちゃ簡単です♪
自分たちで打ったパスタなので美味しさも一入!
セコンドピアット(メイン)は 『Petti di pollo con capperi』
(チキングリルのケッパークリームソース)
本来なら七面鳥といったとこですが、日本のご家庭でもできるように鶏肉を使いました。
ドルチェはクリスマスの定番『PANDORO』(パンドーロ)
マスカルポーネソースを添えて
これはいつもイタリア人の私の妹、Annaがプレゼントしてくれる、我が家の定番中の定番♪
パネットーネと違い、ドライフルーツなどは入っていません。
かけるソースをチョコレートや生クリームなど、お好きなものに変えてアレンジできますが、私はやっぱりマスカルポーネが一番好き♥
普段セミナーでは時間がなくて話せなかったあんなこと・こんなこと。。。
食べて飲んで話して笑って・・・朝10時から始まったクリスマスパーティー、気が付けばなんと夕方6時!
2日間に渡り、訪れてくれたみなさんと、本当に楽しいひと時を過ごすことが出来ました!
今年セミナーにご参加くださったみなさん、そしてこのサイトを訪れて下さった方、この一年間、ありがとうございました。
※今月のオリーブオイルセミナーは12月19日(金曜日)です。まだ残席ございます。ご興味のある方、mina★oliveoilcafe.com(★を@に変えてください)までご連絡お待ちしております。
(下のコメントからもどうぞ!)
イタリアンレシピ:ペーストジェノベーゼ(Pesto alla genovese)
先日、テラスでボーボーになっていたバジルを収穫、ジェノベーゼソースを作りました。
一度家で作ったものを食べると、もうビン詰のモノが食べられません。。。
違いはやっぱりオリーブオイル!
イタリア製でお高いビン詰であっても、透明なビンに入って、常温保存扱いで、たぶん普通コンテナで輸送されてきて、お店でも常温扱いされているので・・・美味しくないんですよ。。。
まだまだオリーブオイルに対する認識が甘いです。本当はもっともーーーーっと美味しいのに!
ジェノバを州都に持つ、リグーリア州の郷土料理です。
以前、イタリア人の友人から教わった伝統的なジェノベーゼソース(彼らは『Pesto(ペスト)と呼ぶ』)の作り方をご紹介します。
自家製!ジェノベーゼソース
<材料>(分量は目安です。味を見ながらお好みで加減してください)
・バジルの葉っぱ 30~50g
・新鮮なオリーブオイル 80g~
・パルミッジャーノレッジャーノ 20g~(塊。削ったものでもOK)
・ニンニク 1片
・松の実(なければクルミでも可)30g~
・塩 適量
<準備>
・バジルの葉っぱを洗い、キッチンペーパーなどで水けをふきとり、茎から取る
・松の実は軽くフライパンで炒る ・パルミッジャーノは軽く刻む
<作り方>
(今回はハンドブレンダー使用・ジューサーやフードプロセッサーでも)
1.バジルの葉→その他固形物→バジルの葉→オイルの順に容器に入れ、全部いっぺんにブレンダーでペーストにしてbuon appetito!
簡単すぎ!(笑)
※バジルは熱に弱く変色してしまうので混ぜすぎに注意してください。
(本当はオイル入れないですりつぶして、最後にかけるのがベストなんですけどね、ブレンダー使うと液体が入らないと混ざりにくいので・・・)
分量はお好みで。我が家では一度にたくさん作って、冷凍保存しています。
そうすれば、いつでも色鮮やかなバジルペーストが食べられる(*´艸`*)
今回はお刺身用のタコにバジルペーストをあえてアンティパスト(前菜)にしました。
パンやパスタはもちろん、お魚やお肉・お野菜にも合うので是非お試しを~!
イタリアンレシピ:豚肉とオリーブのハーブトマト煮込リッチョーリ・マルキジャーニ
只今、百貨店では秋のイタリア展真っ最中。
私は毎日、そこで美味しいEXVオリーブオイルをご紹介しています^^
友だちが来てくれたり、同じ出展者の方にいろいろと親切にしていただいたり、皆さんのおかげで楽しくお仕事しております。
一昨日は横浜髙島屋の最終日。このあと、新宿髙島屋に場所を移します。
新宿髙島屋では20・22・23日の3日間、午後2時ごろ~お店に出ています。
横浜の最終日、とうとう我慢が出来ず、美味しいイタリア食材をつい買いこんでしまったので、早速使ってみました!
今日はそのうちのRiccioli Marchigianiというショートパスタとオリーブを使った料理をご紹介いたします。
※Riccioli(リッチョーリ)はねじれがあるパスタのこと。
Riccioli Marchigianiは茹で時間12分で少し厚めのくりくりとフリルが可愛いパスタ。濃いめのソースが似合います。
トマト・豚肉・オリーブ(オイルも)の組み合わせはビタミンB1やリコピンが疲れたカラダにぴったり!
※今回、圧力鍋を使いました。
豚肉とオリーブのハーブトマト煮込リッチョーリ・マルキジャーニ
<材料>(分量は目安です。味を見ながらお好みで加減してください)
豚肉・300g(部位はお好きなところを!) 黒オリーブ・50g(緑でも、お好みで) 玉ねぎ・1個 ニンニク・1-2片 トマト缶・1 ローズマリー・適量 (あればオレガノ タイム セージ) 塩・3つまみほど オリーブオイル・大さじ4杯
<準備>
パスタ用に鍋にお湯を沸かしておく
<作り方>
1.鍋にオリーブオイル大さじ2を敷き、ニンニクをつぶしてローズマリーと一緒に弱火で炒め、そこに玉ねぎ・オリーブを入れ少し炒め、豚肉を入れます(この時、オリーブもキベラで軽く潰すとオリーブの旨みがソースと混ざって美味しい)。
2.豚肉に火が通ったらトマトを入れ、ハーブと軽く塩を入れて蓋をします。
3.パスタを茹で始めます。
5.強火で沸騰しフロートが揺れ出したら弱火で4分。
6.フロートがおりたら煮詰めながら塩で味を調えます。
7.茹であがったパスタに6をかけ、最後に美味しいオリーブオイルをたっぷり!
buon appetito!
イタリアンレシピ:超簡単!ドライトマトのブルスケッタ
イタリアの前菜には欠かせないブルスケッタ。イタリアのホストマンマから教わりました。
旨みと栄養がギュッとつまったドライトマトとオリーブオイルは相性バツグン!熱湯で簡単に戻せ、オイルに漬けて作り置きもOK!
【作り方】
【コツ・ポイント】
とにかく、新鮮なエクストラヴァージンオリーブオイルが決め手!
ドライトマトはシチリアのパッキーノ種が肉厚でイケますが、チェリートマトのほうが戻りが早い。
オイル漬けのセミドライトマトも市販していますが、後からオイルを混ぜた方が新鮮で美味しい!
パーティーの前菜に、軽食に、是非お試しください!